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We Are Flowers
¥2,750
書籍紹介『We Are Flowers』 表紙のブルーとピンク。 思わず手に取り、飾っておきたくなるデザインが目を引く一冊です。 こちらの本は、横浜市青葉区を拠点に活動する旅する八百屋「青果ミコト屋」と、ブックレーベル&絵本専門店「yackyakcbooks」との共同制作で生まれた絵本です。 テーマは「野菜や果物の花」。 花の絵と共に「あなたはだれ?」と書かれたページをめくると、なんの花かを知ることができる、図鑑のような画集のようなつくりになっています。 普段当たり前に食べている野菜や果物も、植物だから花が咲く。とても当たり前のことだけれど、小さなお子さんはピンとこないかもしれません。いや、大人である私たちも正確にどんな花が咲くのかは知らない方が多いはず。 だからみんなでめくりながら勉強になるし、いつでも手に取れる場所に置いておくだけでもうれしくなるような本なのです。 「循環」をテーマにした紙選びにも注目してください。 見返しに使用されているのは、フードペーパーと呼ばれ、本によってにんじん、じゃがいも、きゃべつと、廃棄される野菜や果物からつくられているのだそう。 表紙は「出番待ちペーパー」といい、印刷の過程で余ってしまった紙を活かした取り組みです。余り紙ではなく「出番待ち」というネーミングもいいですよね。 さらに嬉しいのが、野菜から生まれたオリジナルの栞。これはミコト屋ででた野菜くずをミキサーで攪拌し、和紙の原料に混ぜたもの。野菜の繊維が見てわかるほどの質感。「これも元は野菜だったのか」と思いながら手にすると、感慨もひとしお。一つとして同じ栞はありません。 本だけでなく、本が生まれた背景や裏側が書かれたリーフレットポスター、野菜でできた栞がセットになっています。 まさに1冊まるごと「野菜」がつまった本。 ご自身やお子さんのため、または誰かへのプレゼントに。 ぜひ長く、長くお楽しみください。 === 企画:青果ミコト屋、yackyackbooks イラストレーション:山中タイキ 発行 :yackyackbooks 発行日:2024 年 8 月
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注文に時間がかかるカフェ~たとえば「あ行」が苦手な君に~
¥1,980
書籍紹介『注文に時間がかかるカフェ~たとえば「あ行」が苦手な君に~』 自分はいままで、どれだけ人の多様性について心を寄せることができていたのか。 そんなことを気づかせてくれた一冊です。 本作は、自身も吃音症でかつて夢をあきらめていた奥村安莉沙が発起人となって、吃音を持つ人だけで運営される「注文に時間がかかるカフェ」の取り組みを追ったもの。 「待つことの先にゆたかな喜びがあること、他者に寄り添うことはひとりひとりの違いを慮ることであると教えてもらった。それを知っているのと知らないのとで、私のあしたは小さく変わる。本書を読んでくださったあなたのあしたもきっと」(本文より) 言葉をめぐる冒険、思いを伝え合う素晴らしさ、待つことの幸福。エッセイの名手・大平一枝が描く、温かな感動の物語です。 目次 序章 言葉を巡る旅への離陸 一章 慣れない体 二章 変わる若者たち 三章 ルーズソックスと母 四章 注カフェ香川同行記 五章 オーストラリア、奥村安莉沙の種 終章 旅の終わり 発売年月 2024年1月 ISBN 978-4-591-18039-6 判型 四六判 サイズ 188mm x 127mm ページ数 239ページ 主な対象年齢・学年 一般 本の種類 単行本 ジャンル エッセイ 定価 1,980円(本体1,800円)
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そんなとき隣に 詩がいます【古本】
¥1,000
書籍紹介『そんなとき 隣に詩がいます~鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩~』 どんなに普段は明るい人でも、家族や友人など誰にも話せず、 孤独に悩みと向き合わなければいけないことは、あるのではないかと思います。 話したい、でも話せない。話しづらい。 こちらの本は劇作家・演出家の鴻上尚史さんが、谷川俊太郎さんの詩にふれて心が深く救われた体験をもとに、さまざまな私生活のなかでぶつかる「壁」への治療薬として、谷川さんの詩を処方する。そんなスタイルで綴られています。 例えばこんなとき、手に取ってみてください。 ・さみしくてたまらなくなったら ・毎日、しかめっつらだけになったら ・愛されなかったら ・愛されたら ・大切な人をなくしたら ・家族に疲れたら ・戦争なんて起こってほしくないと思ったら ・歳を重ねることが悲しくなったら ・ことばと仲良くなりたいなら ・おっぱいが好きなら ・生きるパワーが欲しくなったら ・詩が好きになったら あなたの悩みと近いテーマはありましたか。 決して悩みをすっきり解決してくれるわけではないけれど 一人じゃないと思わせてくれる。 まさに「人生処方詩集」です。 ==== 古本状態:非常によい 発行 :大和書房 発行日:2018 年 8 月 26 日 ページ数:264ページ
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海のまちに暮らす
¥1,980
イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。 最近では『ユリイカ』による現代詩の新人賞を受賞したことでも話題になりました。 のもとくんは、コロナ禍であった2022年、大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住みました。町の図書館でバイトし、畑を耕しながら制作活動を行っています。都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じたこと。 このエッセイ集には、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵付き。装丁も、のもとくん自身によるものです。誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。 (出版社HPより) 著者:のもとしゅうへい 一九九九年高知県生まれ。二〇二〇年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続ける。二〇二四年、芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に選出される。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。 価格 1,980円(10%税込) サイズ B6 ページ数 120ページ 著者 のもとしゅうへい 装幀 のもとしゅうへい 発行人 川口瞬 発行元 真鶴出版 +++ 店主も5年ほど前に、真鶴出版さんに宿泊させていただいたことがあります。「海のある町」といってもさまざまですが、真鶴は中でも私が好みの、いわゆる漁師町。 きらびやかさ、華やかさ、目だった観光スポットがあるわけではないけれど、住んでいる人々の日々の営みを感じられる、穏やかでのどかな町の雰囲気が大好きです。 そんな真鶴に住まいを移し、生活のなかで感じたことを収めたのもとさんのエッセイ。真鶴での様子がありありと浮かんでくる文章力も必見です。 「たとえば、海の町で暮らすこと。見知らぬ場所に新たな自分を見出すこと。発見と記録を移動のなかで繰り返すこと。 そのような連続性に身を置きながら生き続けることが、自分にとっての生活だった。そして生活をするそばから、自分はみたものや聞いたものをゆっくりと忘れていく。忘れてしまうものごとを拾い集めて書きとめながら、意識はもう次の移動の先端で風を受けている。」(あとがきより) 《こんな人におすすめ》 ・真鶴がどんな町か知りたい人 ・海のある町への移住を検討している人 ・瑞々しい文章に触れたい人
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ノックの音が【古本】
¥300
当店のインスタ連載「あの人のバイブル」で、エッセイスト・中前結花さんにご紹介いただきました。 ▼詳細はこちら https://www.instagram.com/p/DBvYcliS0Gv/?img_index=1 コメント: 小学生のときに、両親の本棚で見つけた1冊です。この本を読んだことがきっかけで、わたしは本好きになりました。 全編「ノックの音がした。」というフレーズから始まるショートショートで、先が読めずとにかくおもしろい。 「そろそろ、いい具合に忘れたかな?」というタイミングを狙って、何度も読み返しています。大人はもちろん、お子さんにもおすすめ。 +++ ノックの音とともに、二日酔いの男の部屋にあらわれた見知らぬ美女。親しげにふるまう彼女の正体は? いったい、だれのところへ、どんな人が訪れてきたのか。その目的は。これから部屋の中で、どんなことがおこるのか……。 サスペンス、スリラーからコメディーまで、「ノックの音」から始まる様々な事件。意外性あふれるアイデアと洒落たセンスで描く15のショートショート。 判型:文庫 頁数:208頁 古本の状態」かなり良い
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ミウラさんの友達【古本】
¥900
当店のインスタ連載「あの人のバイブル」で、エッセイスト・中前結花さんにご紹介いただきました。 ▼詳細はこちら https://www.instagram.com/p/DBvYcliS0Gv/?img_index=1 コメント: 「本の中でいちばん好き」と言っても良いくらいの1冊で、いつでも見えるように棚に立てかけて飾っています。 「トモダチ」という名のロボット作品をミウラさんが手に入れるところから物語がはじまるのですが、この本には、だれにでもきっとある悲しいこと、だれでもきっとわかるうれしいこと、が詰まっている気がするんです。 +++ 大切な関係だって 小さなヒビから パリンと割れてしまう 友達って むずかしい 漫画デビュー20周年記念作品 渾身の描き下ろし漫画 「思ってもなかったな? あたしがさ? ルームシェアするなんて」 話すのは5つの言葉だけ。 不思議な「トモダチ」とのふたり暮らしが始まった 製本:ソフトカバー 頁数:144頁 定価:1,430円 (税込) 古本の状態:かなり良い
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鞠子はすてきな役立たず【古本】
¥700
当店のインスタ連載「あの人のバイブル」で、エッセイスト・中前結花さんにご紹介いただきました。 ▼詳細はこちら https://www.instagram.com/p/DBvYcliS0Gv/?img_index=1 コメント: 「働かざるもの、食うべからず」と考えている夫と、専業主婦を希望して趣味を謳歌する妻。価値観の違うふたりのやさしい物語です。 わたしはこれを旅先で読んだのですが、夢中になりすぎて旅行のいちばんの思い出になってしまいました。 わたしもこの夫と同じで、どこか「仕事がすべて」だと思い込んでいたのかなあと思います。心が解かれるような体験でした。 +++ 働かないものも、どんどん食べろ――「金を稼いでこそ、一人前」に縛られない自由な主婦・鞠子と銀行員・小太郎の生活の行方は!? 金の時代の終わりを告げる傑作小説。『趣味で腹いっぱい』改題。 判型:文庫 頁数:240頁 古本状態:かなり良い
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最高の山ごはん
¥1,760
歩いて、作って、食べた! 最高の山ごはんって、どんなごはんだろう? その答えは「効率」でもなく「安さ」でもなく、「おいしい!と心底思ったごはん」。 ホシガラスメンバー8人のとびきりおいしかった山ごはんを元に、料理家・山戸ユカが独自のアイデアを加えて再現。 山で作るための合理的なヒントやアイデアもふんだんに盛り込んで、レシピとしてご紹介します。 著者:ホシガラス山岳会 出版社:PIE International サイズ:B6判変型 177×128mm ページ数:160ページ 発行年月:2016/11/21 +++ 年に1回くらい、ほんの小高い丘程度の山に登ることが好きです。立派な山でないのは、目的が「外で、おいしいご飯を食べること」だから。 この本を読んで、メスティンとガスバーナーを買い込んだあのころが懐かしい。 あのころとは違い、今は幼い娘ができたのでなかなか出かけること自体が難しいけれど、大きくなったらチャレンジしてみたいなあ、小高い山。 そして外で食べるごはんって美味しいよね、って二人で笑いたい。 野川かさねさんの写真も大好きです。 《こんな人におすすめ》 ・山登りが好きな人、趣味の人 ・外でごはんを食べるのが好きな人
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笑える革命
¥1,870
笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説 がん・認知症・LGBTQへの理解――。社会課題も、笑いながら考えてきた。笑えるように、考えてきた。明るく世界を変えられのは、「普通」で「にわか」な人だと信じて。 《目次》 第1章 企画 あなたの「立てた指」には何人がとまる? 第2章 表現 「北風」ではなく「太陽」のアプローチ 第3章 着地 企画の着地は「仲間」で9割決まる 第4章 流通 「おいしいところを、おいしいカタチで」届ける 第5章 姿勢 「中途半端なプロ」より、「熱狂する素人」 著者:小国士朗 出版社:光文社 サイズ:四六判 ページ数:328ページ 発行年月:2022/3/23 +++ 今度荒川区・尾久のエリアで本市を開催しようと企てています。 ただやることが目的になっていないか、独りよがりになっていないか。自問自答を繰り返す日々。 この本の著者は、元NHKの敏腕ディレクター。会社の課題も、社会の課題も、みんなが笑顔溢れる企画に仕上げるプロなのです。 場づくり、事業づくり、ものづくり。 そんなことに携わる人たちへ、何か必ずヒントになることが見つかるはず。 《こんな人におすすめ》 ・場づくり、事業づくり、ものづくりに携わる人 ・企画のヒントが欲しい人 ・「視点を変える」ことに興味がある人
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こんなふうに、暮らしと人を書いてきた
¥1,760
NHK「あさイチ」出演で話題! 取材した台所は300軒! 市井の人々の台所から人生を描く人気シリーズ『東京の台所』著者による、失敗だらけの28年で見えてきた〈書くこと〉にまつわる56篇。 私は書く仕事をしているが、言葉を聞く仕事でもあると思う。 次に取材のコツはと聞かれたら、耳と心で相手の話を聞くこと、と答えてみようか。 ーー本書より (出版社紹介文) +++ ノンフィクションの取材記事や、エッセイなど文章を書くことで生計を立てている、大平一枝さん。 私は書くことに自信がなくて、いつもおそるおそる原稿を出す日々だけど、こんなに有名な大平さんでさえ、穴に入りたくなるような恥ずかしい想いもされてきたのかと知ると、ちょっとだけホッとする。 恥も失敗も肥やしにして逃げずにきたから今があるのでしょう。 学ぶべきポイントが多すぎて、その度に本を閉じて考えこんでしまうほどです。 《こんな人におすすめ》 ・暮らしと仕事に興味がある人 ・物書きを仕事にしている人
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誕生日の日記
¥2,530
「どんな今日も、誰かの生まれた日」 誰かの誕生日の日付から始まる、15人の日記集。 「誕生日」は自分と関係のない日付でもあるし、どこかソワソワと意識する日でもある。カレンダーに印刷される公的な日付ではないけれど、完全に私的とも言えない日付。そんな狭間にあるものとしてイメージしながら、この本の編集を進めることにしました。 生まれてきたことを祝う気持ちも、疑って悩む気持ちも、ひとしく並んでいる本を目指しています。 また、日記における日付の性質を際立たせるために、ページ数(ノンブル)をつけず、日付を追って読み進めていただく造りになっています。 日記帳の中に紛れ込んだような、涼しげな読書体験を楽しむことができるかもしれません。贈り物にもおすすめです。(編集より) 著者:阿久津隆、いがらしみきお、イリナ・グリゴレ、植本一子、大崎清夏、金川晋吾、古賀及子、柴沼千晴、鈴木一平、pha、三宅唱、三輪亮介、me and you(久保山領、竹中万季、野村由芽) 造本:仲村健太郎、古本実加 発行:株式会社 日記屋 月日 +++ あなたにとって、誕生日はどんな1日ですか? 私はいい年をして、いくつになっても自分の誕生日は特別な1日なのですが、夫と出会い少し考えが変わりました。それは「自分にとっては特別な日かもしれないけれど、誰かにとってはなんてことない1日にすぎない」というもの。 以来、誕生日といえど特別扱いを求めるのではなく、穏やかに、実直に1日を過ごすことができるようになったような気がします。(どこかで寂しい気もしているのだけれど) ではみんなにとってはどうなんだろう。そんなことを考えながら手に取りました。 銀や赤で箔押しされた装丁も、高級感・特別感が感じられます。誰かへのプレゼントにもぴったりです。 《こんな人におすすめ》 ・大切な人にプレゼントしたい本を探している人 ・好きな作家さんがどんな誕生日への考えを持っているか知りたい人
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生=創×稼×暮
¥1,980
[問い] あなたが生きるとき、創ること・稼ぐこと・暮らすことのバランスをどのように保っていますか。19名のつくり手による、上記の問いの回答をまとめたエッセイ集。 著者 ・小説家/大学生 新 胡桃 ・四つ葉のクローバーアーティスト 生澤 愛子 ・薪ストーブ職人(株式会社ファイヤピット代表) 大石 守 ・おおば製パン店主 大場 隆裕 ・農家・百姓/ファームガーデンたそがれ園主 菊地 晃生 ・詩人・国語教室ことぱ舎代表 向坂 くじら ・とおの屋要オーナーシェフ・株式会社nondo代表取締役 佐々木 要太郎 ・諏訪流鷹匠 篠田 朔弥 ・文筆家/博士(哲学) 関野 哲也 ・あんこや ぺ 店主 竹内 由里子 ・文筆家 土門 蘭 ・書店「かみつれ文庫」店主 西岡 郁香 ・花屋みたて店主 西山 美華 ・新渡戸文化学園 VIVISTOP NITOBEクルー 廣野 佑奈 ・古本よみた屋 副店長/文章で遊ぶ人 ブン ・はれやか農園代表 槇 紗加 ・江戸切子職人 三澤 世奈 ・本屋店主/モノ書き/時々大工 モリテツヤ ・空撮写真家/NaohPhoto 山本 直洋 発売日:2024年7月31日(水) 判型:B6縦変形 規格:上製丸背、天アンカット ISBN:9784991352805 +++ これまでありそうでなかった本。ひとり出版社「かくれんぼパブリッシング」の、初めての書籍です。 タイトルからも分かるように、冒頭からこのような問いを投げかけられます。 「あなたが生きるとき、創ること・稼ぐこと・暮らすことのバランスをどのように保っていますか。」と。 その問いに対して、有名無名、何かを成し遂げたか成し遂げていないかに関わらず、多様な方々が自分なりの答えを出していくというスタイルの書籍です。 有名な方の言葉ももちろんいいけれど、どうしても「私はこうはなれないし」「私とは違うしな」と自分事化して考えられないことも。 だからこそ自分に置き換えて考えられそうな職業や年齢の方のお話も多いので、どの方のお話を読んでいても「私だったらどうかな」とじっくり考えを巡らせながら熟読することができます。 ピンと来た方からバラバラに読んでいくのも良さそうです。 《こんな人におすすめ》 ・ゆっくりと立ち止まって生き方を見つめ直したい人
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ナガオカケンメイの眼
¥2,860
「ロングライフデザイン」をテーマに発信する、ナガオカケンメイのメールマガジン全530通から厳選、107話を収めました。 メールマガジンを通じて生まれ整えられたナガオカケンメイのものの見方(眼) ロングライフデザインを活動のテーマとして23年が経ちます。この本はその想いをどうしても、一緒に働くスタッフや起業した仲間、取り扱い商品に関わる取引先、そしてお店に来てくださるお客さまに伝えたくて、2012年10月から書き始めた「ナガオカケンメイのメール」というメールマガジンの中から選りすぐった 約107話でつくったものです。 (略)タイトルは当初、これまでのスタイルを意識した『ナガオカケンメイの想い』でした。中に綴られたものは、まさに「僕の想い」。このまま出版される計画で進んでいたある日、いろんな意味で激動する社会情勢や毎日の生活の中で、SNSなどを通じて大切な生活や自分自身を見失わずに過ごすという現代の感覚で、「メールマガジン」を書いてきたことにあらためて気づきました。 それはおそらく僕だけでは当然なくて、多くの人がメディアの大小に関係なく、「続ける」ことで積み上げていることがある。僕にとって「ナガオカケンメイのメール」はまさにそれであることに気づき、 タイトルを『ナガオカケンメイのメルマガ』と変更する意味で『ナガオカケンメイの眼』としました。(後略) 【著】ナガオカケンメイ(D&DEPARTMENT 創設者/デザイン活動家) すでに世の中に生まれたロングライフデザインから、これからのデザインの在り方を探る活動のベースとして、47の都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」をつくり、地域と対話し、「らしさ」の整理、提案、運用をおこなっている。2009年より旅行文化誌『d design travel』を刊行。2012年より東京渋谷ヒカリエ8/にて47都道府県の「らしさ」を常設展示する、日本初の地域デザインミュージアム「d47 MUSEUM」を発案、運営。2013年毎日デザイン賞受賞。 本体サイズ :横 120mm 奥行 25mm 高さ 172mm 発売日2023年9月14日/B6判変型/並製/400ページ/平凡社刊 ISBN:978-4-582-62077-1/Cコード:C0095 +++ ・素敵な暮らしをしている人は、必要なモノを今すぐ買わないという「我慢がある」 ・人はそう簡単には変わらない。変わるとしたら自分で気づくことだ ・買い物はある意味の「支援」や「何かを育てる行為」でもあります など、裏帯に書かれた言葉の数々にグサリと胸を刺されました。 さて、D&DEPARTMENTの創設者として知られるナガオカケンメイ氏が考える、その答えとは。 《こんな人におすすめ》 ・暮らし、生き方、日常の中から生まれる気づきや発見について、他者の視点から考えたい人、知りたい人
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いのちをつなぐ海のものがたりー未来に続くいのちの循環ー
¥1,980
幼い頃から当たり前のように漁業に接してきた著者。その家業から一時は逃げ出したが、月日を経て自らを育んできた環境が、当たり前ではないことを知り、人に伝えようという衝動に突き動かされる。 「魚は海におると思うな、山におると思え」という祖父から父へと受け継がれた教え。はじめはわからなかったこの言葉の真意はやがて、山が海を育んでいるという事実を知ることから、山と海といのちは 「すべてつながっている」ことに気付かされることになる……。 著者が食してきた伊勢湾の海の幸を始めとするイラストも多数収録! 【著】矢田 勝美 (やだ かつみ) イラストレーター・著者・アーティスト 三重県鈴鹿市生まれ。 女子美術大学芸術学部デザイン学科グラフィックデザインコース卒業 2010〜2011年 女子美術大学芸術学部ヴィジュアルデザイン科 非常勤講師 著書多数。 『いのちをつなぐ海のものがたり』(ラトルズ刊)は、三重県鈴鹿市制70周年記念「斎藤緑雨文化賞」ドキュメント賞受賞、令和4年度より文部科学省検定済 高校生・国語の教科書『新編現代の国語』(東京書籍 )に掲載。 出版社 : ラトルズ : 初版 (2022/6/13) 発売日 : 2022/6/13 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 112ページ ISBN-10 : 4899775288 ISBN-13 : 978-4899775287 1800円(税別) +++ 柔らかなタッチのイラストや、自然を彩る色使いに一気に惹きこまれた一冊。 私たちが日ごろ口にしている魚一匹、海苔一枚の背景には、どれだけの苦労と人出、そして物語があるのだろうと考えさせられます。 まさに「命」をいただく行為。これから先も当たり前に採り続けられるとは限らない、自然の恵みの大切さを教えてくれます。 家族で環境保護や食の大切さを知るきっかけの一冊としてもご活用ください。 《こんな人におすすめ》 ・海や漁業に興味がある方、自然や食文化に関心のある人 ・お子様と山と海のつながりやいのちの大切さを学びたい人
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サード・キッチン
¥990
念願叶ってアメリカの大学に留学するも、英会話がままならずひとりぼっちの尚美は、ある日、人種や性別などあらゆるマイノリティが集う特別な学生食堂に招かれる。 手作りの多国籍な料理に癒されると同時に、自らに潜む偏見や差別意識に気付いた尚美は初めて自分と深く向き合う―時に傷つき、傷つけながらも仲間と支えあい前へ進む姿に感涙する、青春小説の傑作! 白尾悠[シラオハルカ] 神奈川県生まれ。東京育ち。米国の大学を卒業後、帰国し、現在はフリーの企画者/マーケター。第16回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞&読者賞をダブル受賞し、2018年に受賞作を収録した『いまは、空しか見えない』(新潮文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。 版元:河出文庫 ページ数:392ページ ISBN:978-4-309-41928-2 発売日:2022.11.05
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ウラオモテヤマネコ
¥2,200
SOLD OUT
世界で最も美しい本コンクール銀賞受賞作家が描いたネコが主役の名作絵本。『ウラオモテヤマネコ』が装い新たにKISSA BOOKSより復刊。 ウラオモテヤマネコの口癖は「まぁ裏の世界からみれば 裏が表で表は裏なのだけれど」 空の宇宙。 風の宇宙。 光の宇宙。 少女とネコはさまざまな宇宙を旅します。 うつくしさ。永遠。孤独。 描かれているのは、世界。 【初回限定特典】 初回限定で特別に女の子からウラオモテヤマネコへ向けたお返事の封筒付きお手紙をお付けします。 本文はCMYK+特色金を使った5色印刷。 タイトルは活版印刷。 ネコのお腹の部分はくり抜き加工が施され、見返しに刷られた煌めく星を見ることが出来ます。 本作品は、2015年、イリオモテヤマネコ発見50周年を記念して堀之内出版より刊行されたものを2023年に装丁を新たに KISSA BOOKS より復刊しました。 井上奈奈【著】 作家。16 歳のとき単身でアメリカへ留学し、美術を学ぶ。 武蔵野美術大学卒業。国内外での個展やアートフェアにて作品発表を続ける。2017 年、著作の絵本『ウラオモテヤマネコ』(堀之内出版)、『くままでのおさらい』(ビーナイス)の 2 作品が舞台化。2018 年、絵本『くままでのおさらい』特装版(ビーナイス)がドイツ・ライプツィヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞。2022 年、初の作品集となる『星に絵本を繋ぐ』(雷鳥社)を刊行。その他の著作に『PIHOTEK 北極を風と歩く』(文・荻田泰永/講談社)、『猫のミーラ』(よはく舎)、『せかいねこのひ』(新日本出版社)、『さいごのぞう』(キーステージ 21)などがある。 出版社 : KISSA BOOKS 発売日 : 2023/2/2 言語 : 日本語 単行本(上製) : 32ページ ISBN-10 : 4910943015 ISBN-13 : 978-4910943015 寸法 : 15.5 x 20 x 0.9 cm +++ 心温まりながらも、どこか自分の日ごろの行いについてハッとさせられそうな、大人も子供も楽しい絵本です。 井上奈奈さんの絵本はどれも装丁が素敵なことで知られています。 エピソードもさることながら、上質な紙やくりぬき加工、活版印刷など手に取って何度も触りたくなる、ずっと本棚にとっておきたくなるような一冊です。 《こんな人におすすめ》 ・友人、知人の子供へのプレゼントとなる1冊を探している人 ・優しい気持ちになれる1冊との出会いを求めている人
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とびきりおいしいおうちごはんー小学生からのたのしい料理ー
¥1,760
本当においしい!「食」を伝える簡単レシピ。 原宿にrestaurant eatripを開き、世界一予約の取れないレストラン「シェ・パニース」で修業した経験もある野村友里が、大人も驚くおいしさのレシピを、子どもがつくれるようにアレンジ。 唐揚げやチーズオムライス、ハンバーグや生姜焼きなどの基本の料理から、シェファーズパイ、お花しゅうまい、皮からつくるもちもち水餃子やラーメン、だしの取り方や手作りウスターソースまで、卵、肉、野菜、魚の料理を、約40レシピ紹介。 レシピのほか、食の大切さや命をいただく大切さについても絵本仕立てで紹介し、「いつも何気なく口にしている食材はどこから来ているのか」といった食の本質について、三宅瑠人のイラストで、わかりやすくたのしく伝えます。 コラム一例: ・おいしいってなに? ・卵は命をいただくこと ・スーパーで売っているお肉の原型、想像できる? ・野菜の土の下には何がいる? ・季節によって、食べられる魚の種類は変わる ・いろいろな姿に変化する、米と小麦 野村友里による「食べることは生きること」というメッセージが込められた、ずっと大切にしたくなる、本質的な料理の本です。 著:野村友里 版元:小学館 P128 B5判ソフトカバー 2023年7月刊 +++ KAZENONE BOOKが移動本屋を出店する先々で大人気の一冊です。 主に小学生程度のお子様がいらっしゃる方が、お子様と一緒に料理をすることを想像して買って行かれることが多く、いつもこちらまで明るい気持ちさせてもらっています。 もちろん大人の方にもおすすめです。 《こんな人におすすめ》 ・最近子どもが料理をしたい!と言ってきて、時間を作ってあげたいと思っていた人 ・料理の基本を知りたい人
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コジコジにきいてみた。モヤモヤ問答集
¥1,100
「勉強しないとダメですか?」「カッコよくなりたい」「死んだらどうなるの?」 みんながモヤモヤする100の問いにコジコジが答えます。想像のはるか上をゆく回答の数々に驚き、笑い、ときに立ち止まってしまう。さくらももこさんが大切にしたコジコジのエッセンスを凝縮した1冊です。 さくらももこさんと親交のあった哲学者・土屋賢二さんの解説つき。 東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催の「コジコジ万博」(2022年4月23日-7月10日)にあわせて刊行するポケットブックです。 2022年4月4日発売 定価:税込1,100円(本体1,000円+10%) 文・絵:さくらももこ 文(質問):永岡綾 編集:永岡綾・奥山千尋(ブルーシープ) 装丁:有山達也、山本祐衣(アリヤマデザインストア) 仕様:A6、並製、112ページ ISBN: 978-4-908356-36-0 ◎さくらももこ 1965年静岡県静岡市清水区(旧・清水市)生まれ。1984年、漫画家デビュー。代表作にちびまる子ちゃん』『コジコジ』『神のちからっ子新聞』、セルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』など。エッセイ『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』(以上、集英社)は、3年連続ミリオンセラーを記録。漫画、絵本、エッセイ、作詞楽曲など、その作品は多岐にわたる。2018年永眠。 +++ 文庫サイズの可愛らしい一冊。 日常生活におけるモヤモヤについて、コジコジがゆるくアドバイス(?)をくれます。 カバンの中に忍ばせておいて、自分の中で解決できない疑問をコジコジに聞いてみてください。きっと、どんなことも大したことじゃないなって気が晴れるはず。 《こんな人におすすめ》 ・悩みを笑って解決したい人 ・なんだかモヤモヤしてる人 ・悩んでいる友人に一冊本を贈りたい人
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散歩するつもりじゃなかった
¥1,000
第三刷、完成! 『散歩するつもりじゃなかった』 東京・下町暮らしの街歩きエッセイストが綴る、日々の記録を綴った日記zine。 2022年5月29日に行われた文学フリマで販売した新作です。 ーーー ちょっと外へ出ただけだったのに、気づけば3時間も経っていた。 なにもないような日常も、視点を変えれば新しい発見が見つかる。 見慣れた近所も、ありふれた光景も。 わたしたちには、もっと楽しくなれるパワーが眠っている。 街歩きエッセイスト・チヒロが綴る、作為のない日常の記録。 ドラマチックなことは起こらないけれど、 日々の色鮮やかなあれこれ。 そんな世界に魅せられて、 今日も散歩は予定の2倍を超える壮大な旅に。 ーーー 著者:チヒロ(かもめと街) 表紙イラスト:小泉理恵 デザイン:安藤萌香 価格:1,000円(税込) 文庫判/ 126P +++ 当店ではおなじみの、浅草出身の街歩きエッセイスト、チヒロさんの日記ZINE。 チヒロさんのZINEはたくさん出ていますがどこから読んでも面白いですよ。 お店に置けば本当にたくさんの方にお手に取っていただける可愛らしい表紙も魅力のひとつ。ぜひ、散歩のお供に。 《こんな人におすすめ》 ・お散歩好きな人(特に東東京) ・ホッと一息つきたい人 ・寝る前の一冊が欲しい人
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振り返らずに、船はゆく
¥1,210
右往左往するのが人生。 そう、認められたらいいのに。 2022年11月1日から2023年2月2日までの日記。生活の違和感と正面から向き合い、誰かの理想の暮らしをインストールするでもなく思考と実験を続ける日々を書き留める。 累計発行部数1,500冊を超えるかもめと街の日記シリーズ、『散歩するつもりじゃなかった』『決めない散歩』『この先になにかあると思ったのだ』に続く、最終巻! [本文より] 11月1日 朝から満員電車に乗ってクリニックへ。治療のすべてに怯え、変化を怖がるわたしを見て今回も夫が付き添ってくれた。「今まで君任せにしてきたから」という言葉に少し救われた。 12月17日 夜ごはんは回転寿司へ。「イクラ!」と威勢のいい声で叫ぶ隣のちびっ子。お父さんが慌てて「ちょっと待って!」と制すると「じゃあお持ち帰りのイクラ!」とめげない子ども。ふたりのやりとりが微笑ましい。 12月25日 今年うまくいかなかったり断ったり、断れたことによって守られたことが確実にあったということ。そこにようやく目が向いてきた。 1月29日 昼ごはんはみやちへ。天ぷらが完売で、きつね中華そばという、中華そばの上にきつねがトッピングされたラーメン。違和感がないのが不思議なくらいおいしい。「寒いからコート羽織ってから外に出てね」と言ってくれるお母さんの優しさ。 1月31日 映画を見終わった後、海辺へ行く。海面が光に照らされて煌めく。その様子を通りがかったブレザーの制服を着た女の子が「海、きれいすぎなんだけど!」と言いながらチャリを漕ぐ。 著者:チヒロ(かもめと街) 表紙デザイン :JAROS 本文デザイン:安藤萌香 価格:1,210円(税込) 文庫判/ 138P +++ 当店ではおなじみの、浅草出身の街歩きエッセイスト、チヒロさんの日記ZINE。 チヒロさんのZINEはたくさん出ていますがどこから読んでも面白いですよ。 お店に置けば本当にたくさんの方にお手に取っていただける可愛らしい表紙も魅力のひとつ。ぜひ、散歩のお供に。 《こんな人におすすめ》 ・ホッと一息つきたい人 ・寝る前の一冊が欲しい人
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この先になにかあると思ったのだ
¥1,100
『散歩するつもりじゃなかった』『決めない散歩』に続く下町暮らしの日記、第3弾!2022年8月から10月の記録。 「でもどこかで、そんな予定調和な計画なんてつまらないな、と思っている自分がいる。」街歩きエッセイストが綴る、惑い続ける日々と暮らしに潜む可笑しみ。書き下ろしエッセイも収録。 著者:チヒロ(かもめと街) 表紙デザイン :JAROS 本文デザイン:安藤萌香 価格:1,100円(税込) 文庫判/ 120P +++ 当店ではおなじみの、浅草出身の街歩きエッセイスト、チヒロさんの日記ZINE。チヒロさんのZINEはたくさん出ていますがどこから読んでも面白いですよ。 お店に置けば本当にたくさんの方にお手に取っていただける可愛らしい表紙も魅力のひとつ。ぜひ、散歩のお供に。 《こんな人におすすめ》 ・ホッと一息つきたい人 ・寝る前の一冊が欲しい人 当店ではおなじみの、浅草出身の街歩きエッセイスト、チヒロさんの日記ZINE。 なんていうのでしょうかね。 手にした瞬間、ポッと手のひらに温かさが灯るような 「まだまだ私、大丈夫」と思えるような。 そっと寄り添ってくれる、そんなZINEだなと思いました。 お店に置けば本当にたくさんの方にお手に取っていただける 可愛らしい表紙も魅力のひとつ。 ぜひ、散歩のお供に。 *こんな方におすすめ ・優しさが欲しい人 ・ホッと一息つきたい人 ・寝る前の一冊が欲しい人
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決めない散歩
¥1,100
過ぎてみれば、けっして悪い日ばかりではなかった。 東京・下町暮らしの街歩きエッセイストが綴る、作為のない日常の記録。『かもめと街』というブログを始めて5年。 気ままな散歩で見つけた、ささやかだけれど心に留まった街の光景。夫婦ふたり暮らしの日常や書く仕事の葛藤など。人に話すほどの出来事はないけれど、誰かとひっそり共有したい日々のこと。 『決めない散歩』 著者:チヒロ(かもめと街) 表紙イラスト:小泉理恵 デザイン:安藤萌香 文庫判/ 112P +++ 当店ではおなじみの、浅草出身の街歩きエッセイスト、チヒロさんの日記ZINE。 チヒロさんのZINEはたくさん出ていますがどこから読んでも面白いですよ。 お店に置けば本当にたくさんの方にお手に取っていただける可愛らしい表紙も魅力のひとつ。ぜひ、散歩のお供に。 《こんな人におすすめ》 ・ホッと一息つきたい人 ・寝る前の一冊が欲しい人 ・お散歩が好きな人
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きみがうまれたひ
¥1,430
この絵本は子どもが生まれるときに控え室で待っていた著者が、期待と不安の気持ちの中で綴った文章、成長の記憶や匂いが消えてしまわないように、そっと瓶にいれるような気持ちで書いた文章が元となっています。 生まれた直後に子どもに聴覚障害があるとわかりました。「聴こえないのであれば、絵や文で伝えることができるのでは」と思い絵本にした1冊です。 この絵本がひとりひとりの心にそっと手を差し伸べることができれば、と願っています。 さく・え:なるかわしんご ハードカバー 仕様 +++ 著者が親の目線で感じたことを、かわいいイラストと一言の文章と共に綴られた優しい絵本です。 私の娘ももうあっという間に2歳です。 大変なことも増えてきましたがその度に、「この一瞬は永遠ではない」とできるだけ思うようにしています。(そうは達観できないことも多いけれど……) この絵本を初めて読んだとき、大好きな娘のことを思い出して、胸がきゅうっとなりました。 お子様がいらっしゃる親御さんはもちろん、出産祝いなどのプレゼントにも素敵です。 《こんな人におすすめ》 ・目の前の日々を過ごすことに精いっぱいで後ろめたさを感じている、お父さんお母さん ・友人の出産祝いを探している人
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好きよ、トウモロコシ。
¥1,650
家族の食卓、上京した朝、あの夏の恋——。 レコーダーを再生するように記憶が溢れ出す。 糸井重里氏、麒麟・川島明氏推薦! 人の心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト 中前結花の初エッセイ集です。 書き下ろしを含む14篇を収録。 装画、挿絵はイラストレーターの北村人氏が担当しています。 「どんぐりを拾うみたいに、プールのなかで宝探し遊びをするみたいに、ビービーダンを集めるみたいに。とりとめもないけど、わたしにはきらきら光って見えたもの。そんなものを集めてそっと書いてみようと、この本はそういうわけなのです。」(「はじめに」より) <目次> 「ぼく、賛成です」 赤に光る回鍋肉 わたしのタイプライター 踊るほっぺ ミイラの朝 真夜中はヒーロー プールの底で考え中 ここは下北沢 宇宙のカレ ラジオとスター ホワイトアスパラふたつ ベンッ お住まいはどちら? 好きよ、トウモロコシ。 +++ 初めてnoteで中前さんの文章を読んだとき「ああ、こういう文章を書ける人がいるなら、私は叶わないな」と思いました。そのくらい自分が目指している、柔らかく温かく、人に寄り添い、言葉を届けてくれる人だと思いました。 一つ目のエッセイのテーマは、東京で初めて一人暮らしをされたときに中前さんが選んだ、田端での話。私が今住んでいるエリアです。 そんなご縁もあり、直接会ってお話するような関係になった中前さん。 きっとあなたの心に響く一節に出会えるはずです。 《こんな人におすすめ》 ・良い文章に触れたい人 ・読みやすいエッセイを探している人 ・家族の温かさを感じたい人