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海のまちに暮らす(増補新版)
¥2,200
書籍紹介『海のまちに暮らす(増補新版)』 海の匂いと土の手ざわり。 真鶴の港町で暮らし、畑を耕し、図書館で働いた日々の記録。 海辺の生活をやさしく綴った、のもとしゅうへい初のエッセイ集。 ※5冊限定、サインつきです。なくなり次第終了なので、ご購入はお早めに! 【作品紹介】 コロナ禍の2022年、著者は大学を休学し、東京を離れて真鶴の町へ移り住みました。図書館でのアルバイトや畑仕事をしながら過ごした、海のまちでのささやかな日々。波の音や土の感触、地域での出会いが、あたたかみのある語り口で描かれています。 増補新版となる第2版では、新たに3編のエッセイを収録。真鶴から鎌倉へと拠点を移した現在の暮らしが加わり、読み手は今の著者と一緒に「その場に暮らすこと」のリアルを追体験できます。さらに装丁や表紙の素材、インクの色合いにも変化があり、つくり手の手仕事が感じられる一冊です。 それぞれのエッセイに添えられた描き下ろしの4コマ漫画や挿絵も、暮らしの息づかいを感じさせてくれます。増刷のたびに「今の生活」が継ぎ足されていくという、ちょっとユニークな「秘伝のタレ形式」の一冊。 港町での生活に憧れる人、住む場所に根ざして暮らしていきたい人に、ぜひおすすめしたいです。 【著者】 のもとしゅうへい 一九九九年高知県生まれ。二〇二〇年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続ける。二〇二四年、芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に選出される。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。 価格(税込):2,200円 著者:のもとしゅうへい 発行:真鶴出版 ページ数:140ページ 発行年月:2025年7月15日
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つながるカフェ
¥1,980
書籍紹介『つながるカフェ~コミュニティの<場>をつくる方法』 KAZENONE BOOKのInstagramで行っている人気連載「あの人のバイブル」で紹介させていただいた1冊です。 https://www.instagram.com/p/DFC5RDrz94P/?img_index=1 紹介してくださったのは、荒川区・東尾久でギャラリーとカフェ「OGU MAG+」を営む、店主の齋藤英子さん。 OGU MAGは私が拠点を置く荒川区・尾久エリアのなかでもとても稀有なお店で、老若男女問わず誰もが足を運び、アートが日常に開かれたギャラリー。こうした場所ってとても貴重です。 そんな英子さん、お店を続けていくにあたり、ただコーヒーを売る、アートを見てもらう、だけでなく、どうしたらこの場が良くなっていくのか?どうしたら自分がすべて手をかけずとも、関わってくれた人たちが自主的に何かを育てていく「場」になるのかを模索しているのだそう。 そうしたモヤモヤを解くヒントになった本だったと話します。 『コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか? 人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか? 著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。』(出版社HPより) 単なる方法論だけでなく、実際に場を生み出し、続けてきた人だからこそ語ることのできる、マイナス面やあるある話に、とても心が救われたのだそう。 「場」を作りたいと考える人にぜひ参考にしていただきたい一冊です。 著者:山納 洋 出版社:学芸出版社 サイズ:四六判 ページ数:184ページ 発行年月:2016/6/1