書籍紹介『つながるカフェ~コミュニティの<場>をつくる方法』
KAZENONE BOOKのInstagramで行っている人気連載「あの人のバイブル」で紹介させていただいた1冊です。
https://www.instagram.com/p/DFC5RDrz94P/?img_index=1
紹介してくださったのは、荒川区・東尾久でギャラリーとカフェ「OGU MAG+」を営む、店主の齋藤英子さん。
OGU MAGは私が拠点を置く荒川区・尾久エリアのなかでもとても稀有なお店で、老若男女問わず誰もが足を運び、アートが日常に開かれたギャラリー。こうした場所ってとても貴重です。
そんな英子さん、お店を続けていくにあたり、ただコーヒーを売る、アートを見てもらう、だけでなく、どうしたらこの場が良くなっていくのか?どうしたら自分がすべて手をかけずとも、関わってくれた人たちが自主的に何かを育てていく「場」になるのかを模索しているのだそう。
そうしたモヤモヤを解くヒントになった本だったと話します。
『コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか? 人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか? 著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。』(出版社HPより)
単なる方法論だけでなく、実際に場を生み出し、続けてきた人だからこそ語ることのできる、マイナス面やあるある話に、とても心が救われたのだそう。
「場」を作りたいと考える人にぜひ参考にしていただきたい一冊です。
著者:山納 洋
出版社:学芸出版社
サイズ:四六判
ページ数:184ページ
発行年月:2016/6/1