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そんなとき隣に 詩がいます【古本】
¥1,000
書籍紹介『そんなとき 隣に詩がいます~鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩~』 どんなに普段は明るい人でも、家族や友人など誰にも話せず、 孤独に悩みと向き合わなければいけないことは、あるのではないかと思います。 話したい、でも話せない。話しづらい。 こちらの本は劇作家・演出家の鴻上尚史さんが、谷川俊太郎さんの詩にふれて心が深く救われた体験をもとに、さまざまな私生活のなかでぶつかる「壁」への治療薬として、谷川さんの詩を処方する。そんなスタイルで綴られています。 例えばこんなとき、手に取ってみてください。 ・さみしくてたまらなくなったら ・毎日、しかめっつらだけになったら ・愛されなかったら ・愛されたら ・大切な人をなくしたら ・家族に疲れたら ・戦争なんて起こってほしくないと思ったら ・歳を重ねることが悲しくなったら ・ことばと仲良くなりたいなら ・おっぱいが好きなら ・生きるパワーが欲しくなったら ・詩が好きになったら あなたの悩みと近いテーマはありましたか。 決して悩みをすっきり解決してくれるわけではないけれど 一人じゃないと思わせてくれる。 まさに「人生処方詩集」です。 ==== 古本状態:非常によい 発行 :大和書房 発行日:2018 年 8 月 26 日 ページ数:264ページ
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歩きながらはじまること 西尾勝彦詩集
¥2,200
奈良の山で暮らす詩人、西尾勝彦のポケットには、どんぐり、石ころ、いろいろな形の葉っぱや木の実。たくさんの宝物がつまっているに違いないーー。 西尾勝彦さんがこれまでに発表してきた五つの詩集を編んだ詩集。 『フタを開ける』(2010)、『朝のはじまり』(2010)、『言の森』(2012)、『耳の人』(2014)、『耳の人のつづき』の5冊がこの本一冊に収められています。 詩集 2018/03/07発行 四六判変形 並製 +++ 西尾さんの詩集を手に取り、数ページめくって「出会ってしまった」という顔をされて、感情を静かにおさめながらレジに来るお客さんを何人も見ていると、やはりそうだ、特別な言葉なんだ、と思うしかないのです。(帯文:葉ね文庫 池上規公子) * こちらの本はKAZENONE BOOKのInstagramで発信している連載「あの人のバイブル」で、街歩きエッセイスト・チヒロさんに紹介いただきました。 ▼詳細はこちら https://www.instagram.com/p/C9mGhuEyk35/?hl=ja&img_index=1 コメント: 尾道にある紙片という本屋さんで出会った詩集。 これを手に取ったときはずっと何かに追われていて、自分の能力があまりに追いついておらず焦ってばかりいた頃でした。 「待つ」という詩で、焦らずに自分を待ってあげる心を持つことの大切さを教わりました。この作品の影響を受け、自身のエッセイ集『いつかなくなるまちの風景』は、詩集のような余白を大事にしたデザインにしようと決めました。 《こんな人におすすめ》 ・詩集に興味はあるけれど、どんな本から読んだら良いか分からない人 ・優しい言葉に触れたい人
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空き箱
¥1,870
旅のあいまや、眠る前、何もしたくない時にも...... 心地よい「からっぽ」の時間に、そっと近くにいてくれる詩と写真。 ずっと昔から大事にしまっておいた宝箱のような、そんな詩集ができました。 「開けるまで、そこには何も入っていない。 何をしまって、どこに置いたかも覚えていない。 大切なものを箱にしまっては忘れていくように、 いつか通りすぎたかもしれない景色を そっと訪れてみてください。」 ーー「まえがき」より 目次 景色に置く 日なたに置く 街に置く 半ばに置く 記憶に置く 朝に置く 暇に置く ともに置く あとがき 刊行日:2024年8月8日 版型/ページ数:四六判 上製 136ページ 装幀・装画:名久井直子 +++ ああ、いつまでも本棚に差しておきたい本だなあ。 初めて手にしたときに率直に感じた気持ちです。 帯に書かれている通り、ぜひ「心がからっぽの時に」読んでほしい一冊。すると福永さんの詩が、枯れた心の井戸にぐんぐん水を湧かせてくれるような、染みわたっていくような感覚を覚えます。 そして詩に添えられた美しい写真。 詩の意味を頭で考えようとするのではなく、著者が感じたままを一緒に受けて自分の感性や心を磨いていくことができるような気がしました。 名久井直子さんの装幀もとても素敵です。 《こんな人におすすめ》 ・心が荒んでいるなあと感じる人 ・寝る前に心穏やかになりたい人