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旅のあいまや、眠る前、何もしたくない時にも......
心地よい「からっぽ」の時間に、そっと近くにいてくれる詩と写真。
ずっと昔から大事にしまっておいた宝箱のような、そんな詩集ができました。
「開けるまで、そこには何も入っていない。
何をしまって、どこに置いたかも覚えていない。
大切なものを箱にしまっては忘れていくように、
いつか通りすぎたかもしれない景色を
そっと訪れてみてください。」
ーー「まえがき」より
目次
景色に置く
日なたに置く
街に置く
半ばに置く
記憶に置く
朝に置く
暇に置く
ともに置く
あとがき
刊行日:2024年8月8日
版型/ページ数:四六判 上製 136ページ
装幀・装画:名久井直子
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ああ、いつまでも本棚に差しておきたい本だなあ。
初めて手にしたときに率直に感じた気持ちです。
帯に書かれている通り、ぜひ「心がからっぽの時に」読んでほしい一冊。すると福永さんの詩が、枯れた心の井戸にぐんぐん水を湧かせてくれるような、染みわたっていくような感覚を覚えます。
そして詩に添えられた美しい写真。
詩の意味を頭で考えようとするのではなく、著者が感じたままを一緒に受けて自分の感性や心を磨いていくことができるような気がしました。
名久井直子さんの装幀もとても素敵です。
《こんな人におすすめ》
・心が荒んでいるなあと感じる人
・寝る前に心穏やかになりたい人
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