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らせんの日々 ― 作家、福祉に出会う
¥1,980
書籍紹介『らせんの日々 ― 作家、福祉に出会う』 「私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE」(三輪舎)の作者である、作家・安達茉莉子さんの新刊。「私の生活改善運動」は何度も読み、本棚に大事に残している一冊です。 そんな安達さんの新作とあって気になっていたのですが、テーマは「福祉」。自分自身でも今学びたいテーマの一つでもあって、とても興味がありました。 『本書は「福祉」に今まで触れることがなかった作家・安達茉莉子さんが、障害者支援施設などの福祉事業所を取材し、また勤務する職員の語りに耳を傾けることを通して、はじめて福祉に出会い、驚き、これからの社会のヒントを得ていく本です。(中略) 彼女がこれまでに書き綴ってきたテーマである「セルフケア」「自分らしく生きられる世界」の先には必然的に福祉があります。 福祉の現場を描いた本書は、親族の介護や子育ての機会に誰もが出会うことになるであろう読者にとって、福祉の入門書になることを期待することができます。 そしてそれだけでなく、例えば会社勤めしている方や経営されている方にとっては、組織づくりや社内コミュニケーションのヒントにもなるでしょう。』(出版社HPより) 安達さんの目線をとおして語られる、福祉の現場。一見どうどう巡りのように見えるが、確実にせり上がっていく、らせんのような日々。人を大事にする日々の営み。自分のよわさを「ゆるす」こと、揺らぎを肯定することの大切さ……。 読後、私ができること。 それは職員の方の想いや考え、行動を受け取り、またらせんのように積み上げ、誰かを大切に想い行動することなのかもしれません。 追伸:今回ご紹介する本も装丁がとても美しいです。エンボス加工で独特の質感や立体感があり思わず触りたくなります。装丁含め、丸ごとをとても愛おしく思える一冊です。 <目次> プロローグ ここは利用者さんたちが暮らす場所 第1章 クリエイティブな風景、丁寧な支援 第2章 福祉の現場で、自分を表現できた 第3章 その人の人生に思いを巡らせること 第4章 主体性を育てるあたらしい保育 第5章 変化に気づかなければ命にかかわる仕事 第6章 「誰でもできること」をプロフェッショナルに 第7章 知ろうとしないと、歩み寄ることもできない世界 第8章 地域交流から生まれるエンパワーメント 第9章 関係から降りないために 第10章 わからなさを大切に、複雑性と向き合う エピローグ この道が永くつづくように 著者:安達茉莉子 出版社:ぼくみん出版会 判型:B6変形 ページ数:224ページ 発行年月:2025/3/3
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笑える革命
¥1,870
笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説 がん・認知症・LGBTQへの理解――。社会課題も、笑いながら考えてきた。笑えるように、考えてきた。明るく世界を変えられのは、「普通」で「にわか」な人だと信じて。 《目次》 第1章 企画 あなたの「立てた指」には何人がとまる? 第2章 表現 「北風」ではなく「太陽」のアプローチ 第3章 着地 企画の着地は「仲間」で9割決まる 第4章 流通 「おいしいところを、おいしいカタチで」届ける 第5章 姿勢 「中途半端なプロ」より、「熱狂する素人」 著者:小国士朗 出版社:光文社 サイズ:四六判 ページ数:328ページ 発行年月:2022/3/23 +++ 今度荒川区・尾久のエリアで本市を開催しようと企てています。 ただやることが目的になっていないか、独りよがりになっていないか。自問自答を繰り返す日々。 この本の著者は、元NHKの敏腕ディレクター。会社の課題も、社会の課題も、みんなが笑顔溢れる企画に仕上げるプロなのです。 場づくり、事業づくり、ものづくり。 そんなことに携わる人たちへ、何か必ずヒントになることが見つかるはず。 《こんな人におすすめ》 ・場づくり、事業づくり、ものづくりに携わる人 ・企画のヒントが欲しい人 ・「視点を変える」ことに興味がある人
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いのちをつなぐ海のものがたりー未来に続くいのちの循環ー
¥1,980
幼い頃から当たり前のように漁業に接してきた著者。その家業から一時は逃げ出したが、月日を経て自らを育んできた環境が、当たり前ではないことを知り、人に伝えようという衝動に突き動かされる。 「魚は海におると思うな、山におると思え」という祖父から父へと受け継がれた教え。はじめはわからなかったこの言葉の真意はやがて、山が海を育んでいるという事実を知ることから、山と海といのちは 「すべてつながっている」ことに気付かされることになる……。 著者が食してきた伊勢湾の海の幸を始めとするイラストも多数収録! 【著】矢田 勝美 (やだ かつみ) イラストレーター・著者・アーティスト 三重県鈴鹿市生まれ。 女子美術大学芸術学部デザイン学科グラフィックデザインコース卒業 2010〜2011年 女子美術大学芸術学部ヴィジュアルデザイン科 非常勤講師 著書多数。 『いのちをつなぐ海のものがたり』(ラトルズ刊)は、三重県鈴鹿市制70周年記念「斎藤緑雨文化賞」ドキュメント賞受賞、令和4年度より文部科学省検定済 高校生・国語の教科書『新編現代の国語』(東京書籍 )に掲載。 出版社 : ラトルズ : 初版 (2022/6/13) 発売日 : 2022/6/13 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 112ページ ISBN-10 : 4899775288 ISBN-13 : 978-4899775287 1800円(税別) +++ 柔らかなタッチのイラストや、自然を彩る色使いに一気に惹きこまれた一冊。 私たちが日ごろ口にしている魚一匹、海苔一枚の背景には、どれだけの苦労と人出、そして物語があるのだろうと考えさせられます。 まさに「命」をいただく行為。これから先も当たり前に採り続けられるとは限らない、自然の恵みの大切さを教えてくれます。 家族で環境保護や食の大切さを知るきっかけの一冊としてもご活用ください。 《こんな人におすすめ》 ・海や漁業に興味がある方、自然や食文化に関心のある人 ・お子様と山と海のつながりやいのちの大切さを学びたい人