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注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に

¥1,980 税込

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「いらっしゃいませ」、メニュー、代金。

吃音でそれらが言えず、接客アルバイトを諦めていた若者がいた。人と話したいけど言葉がうまく出てこない――そんな悩みを抱えた若者たちが、奇想天外な1dayカフェを始めた。

発起人は、自身も吃音症でかつて夢をあきらめていた奥村安莉沙。こんな接客があってもいい。誰もが、自分らしく社会に一歩を踏み出せるよう、斬新な試みを成功させている話題のプロジェクト。

言葉をめぐる冒険、思いを伝え合う素晴らしさ、待つことの幸福。エッセイの名手・大平一枝が描く、温かな感動の物語。

目次

序章 言葉を巡る旅への離陸
一章 慣れない体
二章 変わる若者たち
三章 ルーズソックスと母
四章 注カフェ香川同行記
五章 オーストラリア、奥村安莉沙の種
終章 旅の終わり

発売年月 2024年1月
ISBN 978-4-591-18039-6
判型 四六判
サイズ 188mm x 127mm
ページ数 239ページ
主な対象年齢・学年 一般
本の種類 単行本
ジャンル エッセイ
定価 1,980円(本体1,800円)


大平 一枝(おおだいら・かずえ)
作家、エッセイスト。1964年、長野県生まれ。

編集プロダクション宮下徳延事務所を経て、1995年、独立。
市井の生活者を描くルポルタージュ、失くしたくないもの・コト・価値観をテーマにしたエッセイを執筆

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